
CBDオイルって何? 美容・健康効果や使い方、日本での取り扱い基準
目次
1.CBDオイルとは2.CBDオイルの効果・効能
3.CBDオイルの安全性
4.CBDの種類とその違い
5.まとめ

①CBDとは
CBDオイルの主成分であるCBDは、大麻(ヘンプ)から抽出される「カンナビジオール」という植物由来成分です。
麻薬として知られるテトラヒドロカンナビノール(THC)とは異なる成分で、精神状態をハイにさせることはありません。
アメリカではボディケアクリームなどのコスメ用品、キャンディーやグミなどの食用としても広く普及しています。日本でも近年CBDが美容や健康の分野で注目され、CBD製品を手にする人も増えています。
②CBDオイルの特性
CBDオイルは身体への作用が期待され、アメリカでさまざまな研究が進められています。その中でたくさんの研究報告からCBDオイルのすぐれた特性がみえてきます。
・炎症を抑え、慢性的な痛みの感覚を軽くする
・がん治療中の吐き気を抑え、食欲を増し、睡眠の質をあげる
・不安やストレスを和らげる
・危険な副作用や依存性、中毒性がない
③CBDオイルの中身について
CBDオイルはカンナビジオールに植物油(ヘンプシードオイルやココナッツオイルなど)を混ぜています。濃度は製品によって異なり、フレーバーや美容成分を配合しているアイテムもあります。

①美容や健康への作用について
CBDオイルには心と体をリラックスさせ、不安やストレスを和らげます。しっかりとリラックスできると、寝つきが良くなったり夜ぐっすりと眠れたりといった安眠効果も期待できます。
香りを楽しめるアイテムなら飲みやすく、さらに癒し効果もUPです。ボディケアとして使えるタイプならマッサージで筋肉のリフレッシュも。ビタミンやミネラル、シアバターなども配合しており肌も潤います。
休息によって心と体の調子が整ってくると、肌などさまざまなコンディションにもメリットがあると考えられます。
②こんな人におすすめ
・CBDアイテム初心者
・気分をリフレッシュさせたい
・ストレスがうまく解消できない
・心配事があって眠れない
・仕事や人間関係でモヤモヤする
・朝気持ち良く目覚めたい
使い方
使用する目的によってCBDオイルの摂取するタイミングを決めます。睡眠サポートなら寝る前に、気分転換なら家でひと息いれる時に……。自分のライフスタイルの中で取り入れやすい瞬間をみつけましょう。
適量は個人差もあれば、体調によっても違います。はじめての場合は少量から試してみて、使いながら調整していくのがポイントです。
・舌下(ぜっか)摂取
舌の裏に数滴落としてしばらく待ちます。オイルタイプは吸収が良く、30分ほどで効果を感じられるはずです。
・経口摂取
水などのドリンクに混ぜて飲みます。吸収されるまでに時間がかかるため、効果を感じるまで1時間ほどかかりますが、2~4時間続きます。
・経皮(けいひ)吸収
肌に塗って吸収させる方法で、効果を感じるまで1~2時間かかります。経口摂取と同じく持続性があります。

CBDオイルを購入しようと考えている上で、やっぱり気になるのは違法にならないのかという部分だと思います。そこで、日本で安全性の認められているCBDオイルについて説明します。
CBDオイルは違法?
日本では大麻草であっても成熟した茎や種は麻薬ではないとされており、それから抽出したCBD製品はTHCが含まれていないので合法と認められています。逆にTHCが含まれているCBDオイルは違法になるため、取り締まりの対象となります。
THCや農薬の成分を分析している第三者期間の審査を通しているブランドの商品であれば安心です。審査を通った商品にはシールやマークが記載されていますので、安心してご利用いただけるかの判断基準にご活用ください。
参考:CBD製品の大麻非該当性の確認について(厚生労働省)
CBDは主に3種類あります。それぞれの違いについて簡単に説明します。
・フルスペクトラム
THCを含むすべての大麻成分が使われているもので、基本的には日本では取り扱うことができない製品です。最も効果を感じやすく、特有の味や風味を楽しめます。
日本でフルスペクトラムとして販売されているものは、THCの入っていないブロードスぺクラムです。
・ブロードスペクトラム
THC以外の大麻成分を使用したもので、検出基準をクリアしたものであれば、日本でも取り扱いOKです。特有の味や風味がマイルドでクセが少ないですが、効果はしっかり感じられます。
・アイソレート
日本で販売されているCBDオイルの多くがアイソレートです。味や風味はほとんどなく、体へのインパクトは薄いです。
HempMedsではアイソレート型とブロードスペクトラム(フルスペクトラム)型の商品をご用意しております。パッケージにはフルスペクトラムと書いたものもありますが、日本の法律にもとづいてTHCは一切含んでおりませんのでご安心ください。